チェルシー(イングランド)がレアル・マドリード(スペイン)を2-0で下し、2戦合計3-1とし、優勝した11-12年大会以来3度目の決勝進出を決めた。

前半28分にウェルナーが先制ゴール。後半は追加点を奪うチャンスが何度もありながら決めきれない時間帯が続いた。後半40分にやっと追加点を奪い、勝負を決定づけた。こぼれ球をカンテが奪取して右のプリシックへ、その折り返しをマウントが蹴り込んだ。

マウントは試合後、「おそらく5得点くらい挙げられたはずだ。でも、追加点が遅れたことで、それが僕らにとっていかに大きかったかがわかった」と、自らのゴールの重要性を再認識したことを強調。「今夜はタフ、本当にタフな試合だったけど、素晴らしいパフォーマンスができた」と振り返った。

同時に「もう1試合残っているし、すべての試合に勝ちに行く。今はまだ何も勝ち取っていないが、勝ち取りたい。素晴らしい試合になると思う」と、まだ満足はしていないようだ。

29日にイスタンブールで行われる決勝では、マンチェスター・シティーと対戦する。両チームは8日にプレミアリーグでも対戦。チェルシーは15日にFA杯決勝レスター戦も控えている。