イングランドのサウスゲート監督は、欧州選手権(ユーロ2020)決勝トーナメント1回戦でのドイツ戦に向けて、3バックでの布陣を検討していると、英メディアが報じた。

イングランドは1次リーグ3試合を4バックで戦って無失点だったが、ドイツが3バックで効果的な攻撃をしているため、対応を考えているとのこと。その場合、トリッピアーがウイングバックで、ウォーカーが3バックの右側。トリッピアーはセットプレーのキッカーとしても期待され、ウォーカーは今大会大活躍の相手左ウイングバックのゴセンスやニャブリを抑える役目を担う。ここは対人に強いジェームズも選択肢になるという。

ただ、このシステムだといわゆる「10番」の位置がなく、今大会2得点を挙げているスターリングは3トップの左から外せないため、チェコ戦に先発して存在感を示したグリーリッシュの居場所がなくなりそうだと報じている。

イングランド-ドイツは29日にロンドン・ウェンブリー競技場で行われる。