マンチェスター・シティーのベンジャミン・メンディ(27)が、5件の性的暴行行為で起訴されていた件で出廷したと、10日付英国複数メディアが報じた。メンディは、昨年10月から今年8月までの間にチェシャー州の自宅で3人の女性に暴力行為を働いたとして告発されていた。またメンディの暴行事件に関連して、4件の性的暴行の罪で起訴されていたもう1人の男性も同じく出廷した。

両被告人に対して罪状認否は行われず、引き続き拘留されることになる。次回は11月15日に出廷することが決まっており、裁判は来年1月24日から開始される。メンディを弁護する弁護士のエレノア・ロウズ氏は、11月の公聴会で起訴を却下する申請があることを明かした。同選手から暴行を受けたとされる3人の女性のうち1人は18歳以下だという。

45分間の公聴会の間にメンディが言葉を発したのは、名前の確認のときのみだった。メンディは先月、保釈金を支払うことを拒否したため、現在リバプール刑務所に収容されている。起訴されたあと捜査の進展があるまで、マンチェスターCはメンディに対して停職処分を下した。(A・アウグスティニャク通信員)