チェルシーやトットナム、ウェストハムなどで活躍したFWで、1966年にワールドカップ(W杯)を制したイングランド代表のメンバーだったジミー・グリーブス氏が19日朝、自宅で死去した。81歳だった。

同氏はトットナムでクラブ記録となる公式戦266ゴール(379試合)をマーク。チェルシーでもクラブ歴代7位の同132点(169試合)を挙げた。

19日のトットナム-チェルシー戦には日本でもおなじみのスティーブ・ペリマン氏(元清水、柏監督)やオズワルド・アルディレス氏(元清水、横浜、東京V、町田監督)らトットナムOBたちが集結。選手たちとともに試合前のセレモニーで拍手を送って、グリーブス氏に弔意を示した。またウェストハム-マンチェスター・ユナイテッド戦でも、試合前に両軍選手が拍手を送った。

トットナムのイングランド代表FWケーンは自身のツイッターにグリーブス氏との2ショット写真を掲載。「ジミー、安らかに。真のレジェンドで素晴らしい点取り屋の1人。彼の家族と友人たちにお悔やみを申し上げます」と記した。