エバートンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(30)が、移籍の可能性があるカタールのアルライヤンとの話し合いのため、同国を訪れていることが分かった。英複数メディアが報じた。

ハメスは今季、ラファエル・ベニテス監督がエバートンの指揮官に就任して以来、公式戦でプレーしていない。今夏の移籍期間中には古巣ポルトへ復帰する可能性もあったが実現しなかった。

カタールの今夏の移籍期間は9月30日まで。ベニテス監督は「いつだって最後は選手が決めるもの。いくつかのリーグの移籍期間はまだ期限を迎えておらず、我々のチームはファイナンシャル・フェアプレー(FFP、クラブの赤字経営を禁じる欧州サッカー連盟のルール)に問題を抱えている。何か策を考えなければならないし、成り行きを見てみよう」と話している。

ハメスがアルライヤンへの完全移籍を決めれば、エバートンはチーム最高額となっている同MFの週給20万ポンド(約3110万円)の負担がなくなることになるが、期限付き移籍の可能性も依然として残されているという。