リバプールのユルゲン・クロップ監督(54)が、サウジアラビア政府系ファンドが主体となった共同事業体が3億500万ポンド(約485億円)で買収したニューカッスルについて「サッカー界の新たなスーパーパワーだ」と表現した。

同監督は、現在プレミアリーグ19位ながら世界でも有数の金持ちクラブとなったニューカッスルについて、将来的に「スーパーチーム」を作り上げる可能性があると指摘。英スカイ電子版によると「その気になればスーパーチームを作ることができる。欧州チャンピオンズリーグの出場権が保証されるような。すぐにではないが、数年以内には」と話したという。

またクロップ監督は資金が十分にあることのメリットについて「お金ですべてを買うことはできないが、十分なお金を持っているということは、何度か間違った決定をしても大丈夫だということ。そのうち正しい決定をするようになり、そして望むような位置にいることになるだろう」と説明した。