マンチェスター・ユナイテッドが後半ロスタイムのFWマーカス・ラッシュフォード(24)のゴールで、ウェストハムを1-0で下した。

後半ロスタイム3分。マンチェスターUは自陣でボールを奪うとカウンターを発動。前線でロナウド→マルシャル→カバニとボールをつなぎ、カバニがゴール前へ入れたグラウンダーの左クロスをラッシュフォードが右足で押し込んだ。

マンチェスターUは来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権のある4位以内を目指している。直接のライバルとなるウェストハムを上回って暫定4位に浮上し、ラングニック暫定監督は「(試合後の)ロッカー室の雰囲気は最高だった。選手たちはお祝いをしていた。この勝利が本当に大きなものだと分かっているのだろう」「サポーターも素晴らしかった。勝利はいつでもいいものだが今日のは本当に大きい。ファンも試合の重要性を分かっていて、ずっと後押ししてくれた。感謝したい」などと喜んだ。

マンチェスターUでは、15日のアストンビラ戦でメンバー外となったマルシャルについて、ラングニック暫定監督が「彼は遠征に行きたがらなかった」という趣旨の発言をし、マルシャルがそれを否定する“騒動”も起きていた。

マルシャルと話し合ったというラングニック暫定監督は「彼には(マンUでの)最後の日までプロフェッショナルに振る舞おうという話をした。彼と話し合えて良かった。ここ2試合で彼はメンバー入りし、今日は決勝点の場面で重要な役割を果たしてくれた」と話した。