右太もも裏のけがから復帰したセルティックのFW古橋亨梧(27)が、昨年12月19日スコットランド・リーグ杯決勝ヒバーニアン戦以来となる今季公式戦17点目を挙げた。リーグ戦では今季9点目。

古橋は前田大然(24)、旗手怜央(24)とともにスタメン出場。前半12分にジョタの右クロスにタイミング良くジャンプし、豪快な先制ヘディングシュートを決めた。

長期離脱していた古橋は、この試合が戦列復帰後公式戦3戦目。過去2試合は途中出場だったが、昨年12月26日セントジョンストン戦以来のスタメンでいきなり結果を出した。

古橋は得点以外にも前半29分に左足ボレーをバーに当て、同39分には味方シュートの跳ね返りに右足を合わせたが相手GKの好セーブに阻まれる惜しい場面があった。前半だけでハットトリックを達成できてしまいそうな動きの良さだった。

古橋と前田は後半19分にチームの一挙3枚替えで交代となった。セルティックは終了間際にジョタが追加点を挙げ、2-0で勝利した。

スコットランド1部はまず全12チームで3回総当たり戦のリーグ戦を行う。その後、1~6位の上位グループ、7~12位の下位グループに分かれて1回総当たり戦が行われ(勝ち点は3回総当たり戦の点数が持ち越しされる)、最終順位を決定する。

この試合は3回総当たり戦で勝ち点82で1位だったセルティックにとって、上位グループ1回総当たり戦の初戦だった。