米大リーグ・ドジャースの共同オーナー、トッド・ボーリー氏らのグループによるチェルシー買収が、プレミアリーグで承認される見通しとなった。
ESPN電子版によると、数日以内に各クラブのオーナー、ディレクターによって承認されるもようだという。
すでに買収の条件面では合意しており、あとはプレミアリーグおよび英国政府が承認すれば、買収が完了する。
英国政府による承認を待つだけの状況になりつつあるが、政府はボーリー氏のグループが買収のために支払うお金が、ロシア人のアブラモビッチ・オーナーに渡らないかということをいまだに懸念しているという。
政府から経済制裁を科せられている同オーナーは、ボーリー氏が支払うお金を全額ウクライナの人々に寄付するとしている。
ただアブラモビッチ氏はCamberley Internationalという企業を通じて寄付する意向を示しており、政府はこの企業がアブラモビッチ・オーナーの子供が経営する会社の傘下にあると見ている。
そのためお金が寄付されるまでは、アブラモビッチ・オーナーから独立した口座に預けられることを望んでいる。