日本ツアー中のフランス1部パリ・サンジェルマンが18日、都内で小学生を対象としたサッカークリニックを開催。メッシ、ネイマール、エムバペ、セルヒオラモス、マルキーニョスの5人が参加した。

5人は約30分にわたって、ツイッターキャンペーンで選ばれた約40人の小学生を指導。メッシとマルキーニョスは1対1の練習で球出しを行い、ネイマール、エムバペ、セルヒオラモスはミニゲームに加わった。

来日翌日の午前中にもかかわらず、特にミニゲームに参加した選手たちは楽しそうに子供たちと一緒に汗を流した。

練習の後には質問コーナーがあり、「どうしたら速く走れますか?」と聞かれたエムバペは「しっかり食べること。よく眠ること。しっかり練習して、楽しんでサッカーをやってほしい。そうすれば大丈夫だ」とアドバイス。

さらに「小学生のうちにできるようになった方がいい技は?」という質問に、メッシは「この時期に重要なのは何よりも楽しむこと。あらゆる面で努力をしてうまくなるといいと思うけど、やっぱり何よりも楽しむこと。これが大事だと思う」と答えた。5人ともサッカーを楽しんでほしいと口をそろえていた。

憧れていた選手について聞かれたネイマールは「小さい頃はロビーニョやカカ。大きくなってからはここにいるメッシ選手だね。彼らがプレーしている姿やドリブルを見て、日々楽しみながら学んでいたんだ。大人になってから彼らと一緒にプレーできるのが何よりうれしい。僕らも君たちをそういう気持ちにさせるような選手でいたい」と笑顔を見せていた。