昨季欧州チャンピオンズリーグ(CL)覇者レアル・マドリード(スペイン)と、欧州リーグ王者アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)の対決は、2-0でRマドリードが制した。

Eフランクフルトでは、5日の国内リーグ開幕戦・Bミュンヘン戦でまさかの出番なしに終わった鎌田大地(26)がフル出場。長谷部誠(38)は出番がなかった。

Eフランクフルトは前半14分、DF裏に抜け出した鎌田が相手GKクルトワと1対1の場面を迎えたが、左足シュートはストップされた。すると同37分、ゴール前で守備陣がヘディングで競り負け、こぼれ球を相手DFアラバに左足で押し込まれて先制を許した。後半20分にもベンゼマに右足シュートを決められて失点。そのまま0-2で試合終了となった。

それでも1-6と惨敗したBミュンヘン戦から守備面で改善が見られたということもあり、Eフランクフルトのグラスナー監督は「守備面が安定したし、うまくポゼッションできている時間帯もあった。ただ、ラストパスやクロスがうまくいかなかった。それでも今日の内容はすごく自信になる。鎌田の場面は決定的だった。あれで1-0にしていればウチが有利になっていた」などと話した。