フランスの検察当局は30日、同国代表MFポール・ポグバ(29=ユベントス)が、兄でサッカー選手のマティアスを含むグループに対し、10万ユーロ(約1400万円)を支払っていたと明かした。

ESPN電子版によると、仏検察当局は、ポグバが兄らのグループからゆすりを受けていたとみて捜査している。

グループは「幼少期のポグバの面倒を見て貸しがある」として、ポグバに1300万ユーロ(約18億2000万円)を要求。ポグバは現時点で10万ユーロを支払ってしまったもようだ。

また、グループはポグバの評判を落とすため「ポグバが呪術師を使ってエムバペに呪いをかけた」という主張もしているという。ポグバ本人はそれを否定している。

W杯を間近に控え、ポグバ兄弟のいさかいがエムバペにも飛び火。フランス代表のデシャン監督も事態を注視しているという。