今季レアル・マドリードからロサンゼルスFC(LAFC)に移籍したウェールズ代表FWガレス・ベール(33)が劇的ゴールで、チームの初のMLS制覇に貢献した。

MLS年間チャンピオンを決めるプレーオフの決勝戦である「MLSカップ」がロサンゼルスで開催され、レギュラーシーズン・西カンファレンス1位LAFCと東カンファレンス1位フィラデルフィア・ユニオンが対戦。点の取り合いとなり、2-2のまま延長戦に突入した。

LAFCは延長後半ロスタイム4分に相手の右クロスからゴール前で押し込まれて痛恨の失点。残り数分で2-3という絶体絶命のピンチに陥った。

だがLAFCは延長後半ロスタイム8分、左サイドを突破したエクアドル代表DFパラシオスが中央へクロス。これをゴール前のベールが相手DFの上から豪快にヘディングでたたき込み、同点に持ち込んだ。

試合はそのままPK戦へ。LAFCは延長後半に相手選手との接触で退場となったGKクレポーに代わって出場したGKマッカーシーが大活躍。相手に1本の成功も許さず、3-0で初優勝となった。

ESPN電子版によると、ベールが欧州チャンピオンズリーグ(CL)などメジャー大会の決勝戦でゴールを決めるのはこれで6点目。13-14年シーズン欧州CL決勝アトレチコ・マドリード戦、17-18年シーズン欧州CL決勝リバプール戦(2点)、13-14年シーズン・スペイン国王杯決勝バルセロナ戦、14年クラブW杯決勝サンロレンソ(アルゼンチン)戦と決勝戦で絶大な力を発揮してきた。

ベールは「決勝でゴールを決めるのはいつだって良いものだ。自分はそのコツが分かっている」と自信満々に振り返り、「とても大きな勝利だ。クラブ、ファンにとって重要な。延長戦で10人となり、もはや挽回できないような感じだった。そんな中で戦い続けた全員をたたえたい。そしてゴールを決められて、チームに貢献できてよかった。素晴らしい気分だ」と会心の笑みを浮かべていた。