22年FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で優勝したアルゼンチンだが、今月末に発表される予定の最新のFIFAランキングで1位になることはない模様だ。

アルゼンチンは現在同ランキング3位だが、W杯優勝でも1位ブラジルを上回ることはできない。これはランキングを計算する上でPK戦での勝利は、延長を含めた120分間での勝利よりも価値が低いことが理由。アルゼンチンは今W杯で2度、PK戦での勝利があることがネックとなった。

仮に、今回の決勝戦でアルゼンチンかランキング4位のフランスが120分間で決着をつけていれば、勝者が1位に浮上していた。だがPK戦に突入した時点で、ブラジルが1位をキープすることが確定した。

発表される最新のランキングではブラジルが1位、アルゼンチンが2位、フランスが3位、もともと2位だったベルギーが4位、イングランドが変わらず5位、オランダが6位に浮上する。

今回のW杯でドイツ、スペインを撃破して決勝トーナメントに進んだ日本は、4ランクアップして20位になる見通しだ。