Eフランクフルトの日本人2人が存在感を見せつけた。

1点を追う後半24分。5分前に途中出場したばかりの鎌田大地が敵陣中央でボールを受けるとドリブルで相手をひきつけてから、ゴール左のフランス代表FWコロムアニへパス。同FWがDF1人を振り切って左足で同点弾を蹴り込んだ。試合はそのまま1-1で終了。

左膝を痛めて離脱していた長谷部誠も昨年10月以来の先発を果たし、フル出場。「出番が来た時に自分のプレーを出すことしか考えていない」と貫禄を漂わせた。リーグ10連覇中の王者Bミュンヘンには今季開幕戦で1-6と大敗。一転して引き締まった戦いぶりに、長谷部は「戦術的にもいいゲームができた」と手応えを口にした。