ワールドカップ(W杯)カタール大会日本代表MF伊東純也(29)が先発したスタッド・ランスは、7連敗中の19位オセールとスコアレスドローに終わった。

伊東は右MFで先発し後半37分までプレー。2つのアシストが幻となった。前半17分、伊東は右コーナーキックのキッカーでクロスを挙げ、DFアブデルハミドがヘディングでネットを揺らしたが、クロスの軌道がゴールラインを割ったとしてノーゴール。後半33分には、伊東の落としからMFミュネツィが30メートルミドル弾でゴールをこじ開けたかと思いきや、ボールを受けた伊東がわずかにオフサイドの位置でこれもノーゴールとなった。

伊東は前半20分、左サイドからのクロスを、ファーサイドで受け左足シュートを放つなど、攻撃で見せ場はつくったが、得点にはつながらず。前節でハットトリックのエースFWバログンも、この日は不発だった。後半は相手にゴールを脅かされたが、無失点で切り抜け、Sランスはこれで14試合無敗となった。