ワールドカップ(W杯)カタール大会日本代表MF守田英正(27)が先発したスポルティングは、敵地でリオアベに1-0で競り勝ち、3連勝となった。

守田は1日のブラガ戦でプロ初となる1試合2得点をマークしたばかり。この日もボランチでプレーし、持ち味の守備や展開力に加え、シュート意識は高いままだった。前半23分、相手のクリアボールをゴール正面のペナルティーアーク付近で拾い、そのまま右足を鋭く振り抜いた。シュートはゴール右にわずかにそれたが、前半で最もリオアベゴールを脅かす場面となった。

スポルティングは後半も押し込む場面が続くもなかなかゴールが割れず。引き分けの雰囲気の中、後半39分、待望のゴールが生まれた。最終ラインからのロングフィードを、リオアベのセンターバックがクリアできず、ボールを拾った18歳のスポルティングFWシェルミティがゴール左隅に流し込んだ。これが決勝点となり、スポルティングは3連勝。守田は2戦連発とはならなかったが、W杯カタール大会後、初のフル出場となった。12日に2位ポルトと対戦する。