トルコ・シリア大地震で行方不明になっていた元ガーナ代表MFクリスティアン・アツが、それまで暮らしていたトルコ南部ハタイの建物のがれきの下で亡くなっているのが発見された。
代理人と所属クラブのハタイスポルが18日、発表した。31歳だった。
代理人のムラト・ウズンメフメット氏はハタイでメディアに対応し「アツの遺体ががれきの下で発見された」「現在、さらに多くの所持品が発見されており、彼の携帯電話も見つかっている」などと話した。
地震直後、ハタイスポルとガーナ・サッカー協会は「アツは救出され病院に運ばれた」と発表したが、クラブのデミレル監督がこれを否定。「アツの捜索はまだ続いている」と話していた。
デミレル監督が17日に明かしたところによると、アツはもともと地震の数時間前に飛行機でトルコ南部から飛び立つ予定だった。だが2月5日のカスムパシャ戦の後半ロスタイムに決勝ゴールを挙げ、そのままクラブと行動をともにし、大地震に遭ったという。
アツの別の代理人ナナ・セシェール氏はツイッターに「悲しいことにクリスティアン・アツの遺体が今朝発見されたことを、親愛なる皆さまにお知らせしなければならないことを大変心苦しく思っています」「必要な準備をする一方で、この非常に難しい時期にご家族のプライバシーを尊重していただけるようお願いします」と記した。
ハタイスポルも「がれきの下で命を落としたサッカー選手クリスティアン・アツの棺は、彼の故郷であるガーナに向かっています。我々はアツのことを決して忘れない。あなたに平和が訪れるように。美しい人よ」「私たちの悲しみを表現する言葉が見当たりません。安らかに眠ってください、アツ」などと声明を発表した。
アツはサウジアラビアのアルラエドで1シーズンを過ごした後、22年9月にトルコ1部ハタイスポルに加入していた。同MFはこれまでプレミアリーグのエバートン、チェルシー、ニューカッスルに在籍していた。

