ポルトガル2部オリベイレンセFWカズ(三浦知良=56)が30日、ポルトガルでの全日程を終え羽田空港に帰国し、3試合出場で無得点の結果に「僕自身の今の実力」と振り返った。

カズは今年2月、横浜FCから半年間の期限付き移籍でオリベイレンセへ加入した。移籍直後は粘土質のピッチに苦しみ、今まで感じたことがない筋肉疲労もあった。4月14日のホーム・ファレンセ戦で初のベンチ入り。同22日のアカデミコ・デ・ビゼウ戦で、後半終了間際からピッチに立ち、公式戦初出場を果たした。最終節の28日のレイションイス戦では後半19分からプレー。ロスタイムも含めて今季最長の30分間プレーした。

カズは「当然、プロの世界で結果が全て。このような結果は僕自身の今の実力。自分自身、毎日精いっぱいやっていた。決して満足していませんが、自分が全力でやった結果なので。しっかり受け止めて次に生かしていきたい」と話した。