就任4戦0勝の韓国代表ユルゲン・クリンスマン監督(58)が、またまた窮地に立たされる可能性が出た。同代表司令塔MF李康仁(イ・ガンイン=パリ・サンジェルマン、22)抜きで、アジア杯(来年1月、カタール)に挑む可能性があると、韓国のインターネットメディア「デーリーアン」が19日に報じた。

李康仁は、杭州アジア大会の韓国代表メンバーに入ったが、いまだ所属するパリSGからはゴーサインが出ていない。同大会は、IMD(国際マッチデー)と違って、代表チームに拘束力がないため、所属クラブの許可が出ないと出場できない。

しかしアジア大会は金メダル獲得で、約2年の兵役免除になるため、李康仁は出場を熱望している。そこで「デーリーアン」は、パリSGが、アジア大会出場を許可する代わりに、代表に拘束力があるアジア杯出場を見合わせることを条件として提示する可能性があると、伝えた。

同メディアは「李康仁のアジア大会招集はクリンスマン号に影響。64年ぶりアジア杯優勝を狙うクリンスマン号もピリピリ」との見出しで、過去のトットナムFW孫興民(ソン・フンミン)もアジア杯出場を一部制限された例などを挙げた。

クリンスマン監督は、韓国代表監督に就任した際の記者会見で「当分の目標はアジア杯で優勝すること」と公言しているが、場合によっては司令塔抜きの戦いをしいられることもありそうだ。