【ドーハ16日=佐藤成】元鹿島アントラーズの石井正忠監督(56)が率いるタイ代表(FIFAランキング113位)が、AFCアジアカップ(アジア杯)初戦でキルギス代表(同98位)と対戦し、FWスパチャイの2得点で勝利を収めた。

石井監督は「まずは初戦難しい戦いになると思っていた中、勝ち点3をとれて非常に良かったと思います」と胸をなで下ろした。

元日に日本代表と対戦したタイは、北海道コンサドーレ札幌MFスパチョークや、元横浜F・マリノスのDFティーラトンが先発に名を連ねた。

前半26分、スパチャイが味方のミドルシュートのこぼれ球を押し込んで先制に成功。後半3分にも再びスパチャイがゴールを重ねて突き放した。

元日の日本代表戦に0-5で大敗した後、石井監督は「勝ち点を取るためのサッカーをしないといけない。帰ってからのトレーニングで、どれだけ攻守で戦術的なところを落とし込めるか」と語っていた。

攻撃では丁寧なビルドアップとスピードアップしたカウンターをうまく使い分け、守備では4-4-2の守備ブロックを敷いて無失点に抑えた。石井監督にとっては、国際Aマッチ初白星。決勝トーナメント以降、日本と対戦する可能性もみえてきた。「日本代表と対戦することになったら、今度は、勝ち負けの所にこだわってああいう大敗をしないようになれればいいなと思います」と話した。