ボスニア出身の監督が、エルドレ川のほとりに帰ってくる-。そう公式サイトに書き出したのは、フランス1部リーグアンのFCナントだ。10日、新監督に元日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏が73歳にして就任したと発表した。
降格圏17位に沈むクラブは、昨年12月11日からアハメド・カンタリ監督が率いてきたが、就任後3勝9敗(公式戦)。解任の決断と同時に、今季終了までの契約でハリルホジッチ氏に白羽の矢が立った。22日のストラスブール戦が初陣となる。
現役時代に所属し、リーグ得点王2度の栄華を誇ったクラブ。2015年3月から18年4月に途中解任されるまで日本代表で指揮を執った後、最初に復帰したクラブもナントだった。今回は、残留を懸けて辣腕を振るうことになる。
クラブは「1980年代(81~86年)にFCナントで活躍したバヒド氏は2018年から19年までも監督を務めており、クラブをよく理解している。トップレベルの監督としての経験には、数多くのクラブ(パリ・サンジェルマン、リール、ディナモ・ザグレブ)や代表チーム(アルジェリア、日本、モロッコ)での活躍が含まれる。(仏1部では)1983年(27得点)と1985年(28得点)に2度、得点王に輝いた強豪ストライカー。勤勉で強い意志を持った監督は3月22日のストラスブール戦に向けてトップチームを率い、新たな勢いを与える上で貴重な存在となるだろう」などと期待を寄せた。

