オーストラリアのバーク内相は11日、同国で開催中のサッカー女子アジア・カップでイラン国歌を歌わず、帰国後の処遇が懸念されていたイラン人選手らを新たに2人保護し、人道目的のビザを発給したと発表した。既に同じビザを発給された選手5人を含め計7人の亡命を認めたこととなる。
新たにビザを発給されたのは選手1人とチーム関係者1人。一方で、帰国する選手らは10日夜、経由地のマレーシアに向けシドニーを出発した。
イラン人選手らは2月にオーストラリアに到着。その後、米イスラエルとイランの交戦が始まった。イランの最高指導者ハメネイ師が殺害された後の今月2日の試合で選手らが国歌を歌わなかったため、体制への抗議と受け止められ、イラン国営テレビの司会者が選手たちを「裏切り者」と非難した。

