【マドリード=高橋智行通信員】レアル・マドリード(スペイン)のウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ(27)が、宿敵マンチェスター・シティー(イングランド)を相手に前半だけでハットトリックを達成した。
鮮やかな個人技を次々と発揮し、サンティアゴ・ベルナベウはまさにバルベルデ劇場と化した。
まず前半20分、GKクルトワのロングフィードに合わせ右サイドにトップスピードで走り込むと、そのまま完璧なファーストタッチで前方へ落として独走。飛び出してきたGKドンナルンマを「裏街道」でかわし、無人のゴールへ右足で流し込んだ。
前半27分にはクルトワから始まったカウンター。FWブラヒム・ディアスが運び、FWビニシウスがスルーパス。相手選手に当たって角度が変わったところをバルベルデが拾い、ゴール前左から左足で対角へシュートを決めた。
さらに前半42分、ゴール前右でMFピタルチとブラヒム・ディアスがパス交換。密集したペナルティーボックスへ走り込むブラヒム・ディアスからバルベルデへ短距離の浮き球のパスが出た。バルベルデは右足ワンタッチでフワリとボールを浮かし、DFグェイと入れ替わると、ボールの落ち際を右足ボレーでたたき込んだ。
マンチェスターCの選手がそろっている中で、個人技で次々と打開。ファンタジスタとしての才能まで見せつけ、バルベルデがプロキャリア初のハットトリックを達成した。
UEFAによると、Rマドリードのハットトリックは史上19度目で、ウルグアイ人選手としてはデポルティボに所属した21年3月のFWパンディアーニ(対パリサンジェルマン戦)以来、2人目となった。
バルベルデは攻撃だけでなく、守備でも懸命に体を張るなど大活躍だった。
Rマドリードは後半11分にカウンターからビニシウスが抜け出し、GKドンナルンマに倒されてPKを獲得。追加点のチャンスを得たが、ビニシウスのシュートはドンナルンマにセーブされた。
クルトワのビッグセーブもあり、バルベルデが前半に挙げた3得点で3-0と先勝した。第2戦は17日(日本時間18日)にアウェーで行われる。

