イタリア代表復帰が期待されるサンプドリアFWアントニオ・カッサーノ(27)が、まとまっていたフィオレンティーナへの移籍を急きょ断り、残留した。カッサーノは1月31日の朝、練習場のロッカールームに自分の持ち物を持ち去るために出かけた。その後チームメートのMFパロンボやFWパッツィーニ、そしてガローネ会長から電話を受け、「出て行かないでくれ」と止められたという。カッサーノは「これまでの3年間で私の人生を変えてくれたこの町に会長やファン、チームメートのために残ることにした」と話している。また、フィオレンティーナは21歳のブラジル人FWで、バルセロナが保有権を持つポルトガル1部のベンフィカFWケイリソンをレンタルで獲得した。

 [2010年2月1日20時7分]ソーシャルブックマーク