ブンデスリーガのケルンは30日、2部のボーフムから北朝鮮代表FW鄭大世(27)を獲得したと発表した。J1浦和の元監督でケルン幹部のフィンケ氏は「ヘディングが強くゴール前の嗅覚もある。我々が探していたタイプの選手だ」と公式サイトで声明を出した。契約期間や背番号は未定。

 鄭大世は2010年のW杯南アフリカ大会に出場した。同年にJ1川崎Fからボーフム入りし、昨季は10ゴールを挙げた。今季も14試合に出場し、4点を奪っている。

 ケルンは現在、1部で14位に低迷。浦和に期限付き移籍した日本代表DF槙野智章が、今季途中までプレーした。