開催国・米国のマウリシオ・ポチェッティーノ監督(54)が、初戦のパラグアイ戦を前に弱気発言した。スペイン紙「エル・パイス」とのインタビューで「私はスペイン、アルゼンチン、イングランド、フランスの傲慢(ごうまん)を受け入れる。彼らにはそれに見合う歴史と実力があるからだ。しかし、アメリカでそのような傲慢さを見ると、やや錯覚と混乱を感じる」と述べた。
続けて「多くのアメリカ人が『私はアメリカ人だ』という。私たちは世界一で、最も強力で、激しく戦って、月に最初に到達した国だという優越主義に陥っている」と指摘した。さらに「実際にはサッカー場の上ではまともに競争もできず、勝つこともできない。アメリカサッカーは自ら考える自分たちのアイデンティティーと実際の実力の間に巨大な不一致が存在する」と現実を直視するよう強調した。
米国のエリート主義を指摘したもので「私たちが勝つことを望んでいるが、今私たちにとって最も重要なのはアメリカのサッカーシステムにバランスを与え、挑戦を現実的な基盤の上に始めることだ。時々『私たちがバスケットボールとホッケー(アメリカンフットボール)で世界一だから、サッカーも当然アメリカが勝たなければならない』と信じている多くの人々に出会う」と話した。
英国紙「インディペンデント」と韓国メディアOSENなど複数メディアは、同監督の発言を伝え「これまでアメリカ式の例外主義がサッカー界でどれほど偏った視線だったかを証明する非常に痛烈な指摘だ」と評価した。


