FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会が開幕し、日本(FIFAランキング18位)は1次リーグF組の初戦でオランダ(同8位)と対戦する。
日本時間15日の午前5時キックオフを前に、相手国メディアもW杯の話題一色。公共放送NOSでは、新たに森保ジャパンの主将に就任したDF板倉滉(29=アヤックス)が特集された。
NOS局の人気番組「WKオントバイト(W杯の朝食)」内で、出演したFWカイ・シールハウス(シッタルト)が板倉について語った。まず、司会が「キャプテンのMF遠藤航が負傷により離脱し、同時に代表引退も発表しました」と切り出して「そのため、日本の監督は新たなキャプテンを指名しました。我々(オランダ人)もよく知る、あの人物です」と伝えた。
ここで板倉の映像が流れた後、シールハウスが「私はFCフローニンゲンで彼と一緒にプレーしていたのでよく知っています。面白いのは、板倉は現在の日本代表の中で突出した最大のスター選手というわけではない点です。それなのに監督からキャプテンに指名されたというのは、彼がチーム内でいかに重要な存在であるかを物語っています。何より、板倉の人柄の良さが表れていると思いますね」と感想を語った。
続けて「彼は本当にプロの鑑で、常にサッカーに対して真摯(しんし)です。フローニンゲンに加入した当初はまだ英語がそこまで得意ではありませんでしたが、それでもチームプレーヤーになろうと努力し、周囲の選手たちと積極的にコミュニケーションを取っていました。本当にナイスガイで、愛されるキャラクターなんです。ですから、彼がキャプテンになったと聞いて本当にうれしいです。彼がどんなリーダーシップを発揮し、チームをどうまとめるか見ものですね」と期待した。
司会が「『当時は英語があまり得意ではなかった』とのことですが、W杯の舞台では(日本語が通じるので)そこは問題になりませんね」と言うと、シールハウスも「今の舞台なら全く問題ないですね(笑い)。ただ、当時は日本からフローニンゲンに直接やってきたばかりで、そこから英語を学んでいく必要があったんです」と振り返った。
シールハウスは「当時は堂安(律)もフローニンゲンにいたので、彼には心強い相棒がいました。今回のスカッドにも堂安は入っていますね。彼が今夜、スタメンで出るかも注目です。日本代表には、メディア的な知名度で言えば、板倉より名前の通った選手が何人もいます。そちらを選ぶ方が簡単な選択だったはずですが、それでも監督が滉を選んだというのは、非常に興味深く、素晴らしいことだと思います」と喜んでいた。


