FIFAワールドカップ(W杯)の1次リーグC組で1位にいる優勝候補ブラジルのサッカー連盟トップに大きなスキャンダルが浮上した。
同国メディア「レオ・ディアス・ポータル」が、サミル・シャウド会長(42)が同連盟資金の不正流用&不倫のダブル疑惑の報道を続けている。世論の圧力により、同連盟が異例の声明を発表する事態へと発展している。
報道によると、同会長は起業家のカミラ・クリスティーナ・アンドラデ氏と不倫関係にあり、6月初旬に米ニューヨーク・マンハッタンのハイアットリージェンシーグランドセントラルに2人で8日間滞在。予約は会長名義でおこなわれ、宿泊費用は1万1500ドル(約184万円)だったという。またセレブ御用達のセントラルパークにあるイタリアンレストランでディナーを楽しみ、300ドル(4万8000円)の料金だった。このニューヨーク休暇旅行の費用はすべてブラジルサッカー連盟が負担していたと指摘した。
シャウド会長はこのニューヨーク旅行から1人でブラジルに帰国し、そのまま女子の国際試合を視察した。その後、ブラジル代表のW杯1次リーグ初戦視察のためにメキシコに移動。結婚20年のナタリア夫人と合流していた。
同メディアによると、昨年12月にも、同会長がもう1人の不倫相手とされる同国のインフルエンサー、タマレス・フェルナンデス・バルセロスとともにカタール・ドーハ開催だったクラブW杯を視察。このビジネスクラスの航空券と現地のリッツカールトンホテルでの宿泊費を含めた3400ドル(約54万4000円)もブラジル・サッカー連盟負担だったと報じられている。さらにバルセロスも大会決勝のVIPエリアにも入るなど、同会長は公私混同していると指摘した。
連日の報道を受け、同連盟は「レオ・ディアス・ポータル社が報じた、連携指揮の不正使用疑惑に関するニュースを否定する。組織の支出はすべて連盟の組織活動のみに関連するものであり、役員の個人的な支出は役員自身が負担している」と異例の声明を発表した。
しかしシャウド会長が18日に米オーランドでブラジル代表の練習を視察した際、カルロ・アンチェロッティ監督らコーチングスタッフから不快感が生じたという。19日のハイチとの1次リーグ第2戦は勝利したものの、会長のスキャンダルを受け、コーチ陣は「W杯に100%集中すべき時なのに…」と懸念しているそうだ。


