W杯通算1000試合目となった記念すべき一戦で、日本(FIFAランキング18位)がチュニジア(同45位)を4-0で破り、決勝トーナメント進出へ大きく前進した。
MF鎌田大地(29=クリスタルパレス)が2試合連続ゴールを決めれば、FW上田綺世(27=フェイエノールト)が2得点、伊東純也(33=ゲンク)も今大会初ゴールで続いた。10年南アフリカ大会のデンマーク戦(3-1)を上回るW杯最多得点となった。
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大舞台で2発を決めた上田綺世は、法政大時代、昼食と一緒にひんぱんに購入していたものがある。「雪見だいふく」だ。大学のチームメートだったDF関口正大(28=現V・ファーレン長崎)は「試合前、(上田は)コンビニで昼ご飯に加えて、必ず雪見だいふくを買うんですよ。昼ご飯プラス、お菓子。雪見だいふくとグミは絶対でしたね」と振り返る。
法大で、食べるものにも気を遣う選手が多い中、上田は違った。好物の「スイーツ」を食しながらもどんどん成長を遂げ、関口は「それが衝撃で。食生活は関係ないんじゃないかと思った」と笑いながら話していた。
法大在学中に鹿島アントラーズでプロ生活をスタートさせ、その後はオランダへ。さすがに「雪見だいふく」は卒業しているだろう…、と思いながら、日本代表の合宿中「今でもアイスを口にするのか」と聞いてみたことがあった。「嫁さん(モデルの由布菜月)がすごく、アイスが好きで。一緒に食べたりしてますよ。週に1回とか。僕はそんなに意識高い系ではないですし」とサラリ。ほほ笑ましかったのを思い出す。
選手によっては、食生活にストイックになることが逆にストレスになると、ご褒美程度に甘いものを口にすることもあると聞く。上田にとって、アイスはご褒美なのだ。W杯で思い切り活躍した後、日本で「雪見だいふく」を堪能してほしい。【元サッカー担当・岩田千代巳】


