国際サッカー連盟(FIFA)は1日、公式X(旧ツイッター)を更新。FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の審判について、FIFAのチーフ審判責任者で同審判委員会委員長のピエルルイジ・コッリーナ氏が、ここまでの運用を振り返った。

投稿では、緑のチェックマークを添えて「時間稼ぎ対策は非常に効果的」「選手の負傷が劇的に減少」などと紹介。黒のFIFAウェアを着て腕を組むコッリーナ氏の画像も掲載した。

コッリーナ氏はFIFA公式サイトで、今大会ではインプレー時間を増やすため、ゴールキックやスローインの再開を5秒以内、交代選手は10秒以内にピッチを出る、負傷後は1分間ピッチ外に出るなどの措置を導入したと説明。

ここまでの大会で「非常に効果的で、非常に前向きな革新と受け止められている」と評価した。

実際の運用については、グループリーグ72試合で交代選手が10秒以内にピッチを出なかったケースは1件のみと説明。「多くの選手が、自チームがリードしている時でさえタッチラインへ走って退いていた」と振り返った。ゴールキックの5秒超過は4件で相手CK、スローインの超過は11件で相手ボールになったとしている。

負傷者数についても「劇的に減少した」と強調し、医療スタッフの介入が求められたケースも少なかったと説明した。判定への異議による警告は選手2件、監督2件。ここまで出た退場10件のうち6件は決定的得点機会の阻止で、相手選手とのやりとりで手で口元を隠した行為による退場は1件とした。