アジア・オリンピック評議会(OCA)のアハマド会長が4日、韓国の仁川で記者会見し、アジア大会のバスケットボール女子でカタール代表が、髪などを覆う「ヒジャブ」を着用してのプレーが認められず、参加を取りやめた件について「非常に残念。どの競技にも、ヒジャブを拒否する理由はない」との見解を示した。

 国際バスケットボール連盟(FIBA)と既に話し合い、規定を見直す動きがあるとして「問題は解決した」と述べた。

 今大会の運営トラブルや、集客での苦戦についても「細かい問題もあったが、成功に終わった。全員が満足する大会になった」とプラス面を強調した。