サニブラウン・ハキーム(16=東京・城西高2年)が20秒47の2組5着で決勝進出を逃した。日本勢としては、銅メダルを獲得した03年パリ大会の末続慎吾以来、12年ぶりの決勝進出はならなかった。決勝には各組2着までとタイム順で上位2人が進む。

 サニブラウンは予選と同じ大外の9レーンを走った。再び同組となったジャスティン・ガトリン(米国)が内側から追い抜いていったが、食らいつくことはできなかった。

 前日の予選では自己記録に0秒01と迫る20秒35で4組2着に入り、準決勝進出を果たした。もし16歳5カ月で決勝進出していれば、ボルトの持つ18歳355日の記録を破る同種目最年少ファイナリストとなっていた。