陸上の200メートル日本記録保持者・末続慎吾(37=SEISA)が12日、都内で行われたトークイベント「A.L.E.14」に登壇した。

 大舞台で緊張を解く独自の方法も明かした。「死ぬ」「吐きそう」「助けて」などと正直に素直な心境を口に出すという。すると「そういう自分が笑えてくるんです」。自然とリラックスできるという。03年世界選手権パリ大会では200メートル銅メダル。世界の大舞台で結果を残してきた男の言葉には説得力があった。

 日本陸上界のレジェンドは今季9年ぶりに日本選手権の200メートルに出場。今後も「走ることでいろんな発見がある」と現役を続行していく。