井上大仁(24=MHPS)は2時間16分54秒で26位に終わった。

 序盤は果敢な走りで、集団の先頭付近につけたが20キロ過ぎで失速した。「前半どれだけいけるか、というのをせっかくなのでやってみて、先頭の見える位置で勝負したんですけど、結局いけたのは20キロまでで、今の自分の力を知れました。何回でも挑戦して、絶対に勝てるようにしたい。自信を持って準備してもこの程度しか戦えなかった。次は勝てるようにもっと強くなって帰ってきたい」と涙声で話した。

 井上は今年2月の東京マラソンで日本人最高の8位に入り代表入り。山梨学院大時代は主将として箱根駅伝にも出場した。