国際陸連は12日、国ぐるみのドーピング問題で資格停止処分を科しているロシア陸連の所属選手のうち、昨年の世界選手権で男子20キロ競歩銀メダルのセルゲイ・シロボコフら9選手に個人資格の「中立選手」として今年の国際大会出場を認めると発表した。これで国際陸連が出場を認めたロシア陸連の選手は30人になった。

 国際陸連によると140人を超える選手から申請があり、30人は資格を認められなかった。