女子短距離日本代表が、特別レースで同400メートルリレーに出場した。日本は、世古和(のどか)-山田美来-福島千里-御家瀬(みかせ)緑の走順で、韓国チームと対戦した。

 2本走って、ともに韓国チームよりも先着して、最速タイムは44秒77だった。アンカー市川華菜がコンディション不良でレースを回避しており、日本記録の43秒39には及ばなかった。

 日本選手権が6月24日に終了したばかりだったが、エース福島は「課題が山積みなので、1日でも早く東京五輪に向けてスタートを切る必要があると思いました」。夏のジャカルタ・アジア大会では中国、カザフスタンに勝負を挑んで、メダル獲得を目指している。福島は「シンプルに速く走る、ということを求めていきたい」と口にした。