日刊スポーツの新企画「これ、要ります?」の第3回は16年リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレー銀メダリスト飯塚翔太(27=ミズノ)。18年の初戦となったセイコー・ゴールデングランプリ(大阪・ヤンマースタジアム長居)で付けた貴重な? ゼッケンをいただきました。

「選手が使わなくなった物、珍品を読者へプレゼントする」という企画を実施すると社内で通達され「どうした? ウチの会社」と正直思いながら、恐る恐るミズノへ打診。さすがは懐の深き会社。快くオッケーをいただき、飯塚がプレゼントに用意してくれたのは、5月のセイコー・ゴールデングランプリのゼッケンです。「2018年の初戦でした。(思い入れ?)ええっと…」と苦笑い。「これじゃさすがに困りますよね」とサインまで書いてくれました。もはや珍品ではなく、普通にファン必見のプレゼントに。

過去2年ほどのゼッケンは自宅で封筒に入れて保存しているそう。たまに大会が終わると、そのまま現地で運営などを手伝ってくれるスタッフにプレゼントすることもあるという。

来季は世界選手権(ドーハ)が最大の目標だ。「個人で決勝に残って、世界にアピールしたいです。20年の東京五輪へ向けて弾みをつけたい」と意気込む。今季は200メートルで2年ぶり3度目となる日本選手権を制すも、ジャカルタ・アジア大会は6位。「日本で勝っても、国際大会で勝てなかったら悔しい。逆の方がいい」と力を込めた。【上田悠太】

◆応募方法 プレゼント希望者は、はがきに住所、氏名、このページの感想を明記の上、〒104・8055(住所不要)日刊スポーツ新聞社スポーツ部「これ、要ります?(3)」係までご応募ください。26日到着分まで有効です。