男女上位2人が20年東京オリンピック(五輪)のマラソン代表に内定する「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(15日)の出場全40選手による会見が13日、都内で開かれた。

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「4強」の一角である男子の服部勇馬は「馬のように駆けられていけたらいい。本当にいい準備ができた。落ち着いてスタートラインに立ち、冷静に走れたら」と誓った。コースの下見は何度も重ね、勝つイメージは完璧。課題だった35キロ以降も「長い距離を意欲的に走れるようになった」と成長をかみしめる。昨年は9月15日に風邪をひいたが、今年は体調も万全だ。2時間7分27秒で優勝した18年福岡国際同様に、今回も妹葉月さんからプレゼントされたお守りを付けて走る。家族の思いも背負って、東京の切符をつかむ。