陸上長距離界を席巻するナイキ社の厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズが世界陸連の新規則により禁止されることになるとの英メディア報道を受け、日本記録保持者の大迫傑(ナイキ)は16日、自身のツイッターで「ヴェイパーどうのこうの記事に疲れている人多いはず どっちでも良いからさっさと決めてくれーい! 僕ら選手はあるものを最大限生かして走るだけ!それだけ!」とコメントした。

同シューズは厚底の中に、挟み込まれた反発力のある炭素繊維のプレートが特徴。マラソンの世界記録を持つ男子のエリウド・キプチョゲ、女子のブリジット・コスゲイ(ともにケニア)や大迫を含め、多くのトップ選手が履いている。

記録的高速レースとなった今年の箱根駅伝では8割以上の選手が着用していた。