陸上のセイコー・ゴールデングランプリ(日刊スポーツ新聞社共催)を翌日に控えた22日、オンラインで記者会見が行われた。

女子1500メートルで昨年の日本選手権を制している卜部蘭(25=積水化学)は「新しい国立競技場を走れる。ワクワクした気持ちを力に変えて、自己ベスト(4分14秒52)や日本記録(4分7秒86)を更新できるように頑張りたい」と抱負を語った。

その先には東京オリンピックの参加標準記録4分4秒20を見据える。東京・新宿区育ち。国立競技場は実家から「3キロ圏内」とのこともあって「思い入れのある競技場」だ。トラックの感触をつかみ、超地元五輪へ向けた弾みとしたい。