第97回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)の監督会見が10日、オンライン形式で行われた。

明大は11月の全日本で3位に入った。駒大、東海大に続いて、4位青学大を上回った。前回の箱根では6位となっており、7度優勝を誇る伝統校の力が復活のきざしをみせている。

全日本は、6区大保海士(4年)が区間2位の快走を見せてチーム5位から2位に押し上げた。前回の箱根メンバーも数多く残る。

18年4月に就任した山本佑樹監督(43)は「明大はスタッフ、選手が気兼ねなく、チームワークの良さが売りでやってきた。今年はそれが強く出ている。(前回の)エース阿部(弘輝)が抜けて、エースは誰だとなるが、1人が(穴を)埋めるのではなく、大きな波で埋めることができた。先頭争いをしながら、3位以内を目指していきたい」とした。