73年連続73回目の出場となる日体大は、2区でエースの池田耀平(4年)が躍進した。

「エースの役割として、順位を大きく上げることを考えていた」。留学生の中に交じって、日本人トップ、全体では3位の区間1時間7分14秒で、1区の8位から4位に順位を上げた。

池田は12キロ過ぎに4位集団から抜け出し、3位の東海大・名取(4年)とデッドヒートを繰り返した。最後は名取に1秒差で先行を許したが、前回1区を区間3位で好走した実力を見せた。最後は「今までにないぐらい全部を出し切った」と、ゴール後に倒れ込んだ。