陸上の日本選手権混成競技(長野市営陸上競技)の前日会見が11日、長野市内で行われた。

5月22~23日の記録会で5975点をマークし、女子7種競技の日本記録を17年ぶりに塗り替えた山崎有紀(26=スズキ)は「いつもと変わらずに、1つ1つやっていけば自己ベストは確実に出るのではないか」と話した。記録更新へ向けては1日目の「4種目」をポイントとする。

日本記録が出た時には、結果を気にせずに「楽しく競技をした」。今回の日本選手権も楽しんだ先に、自身の日本記録更新を見据える。「楽しく競技をする感覚で、周りの選手、仲間と記録が出る雰囲気をつくれれば」と意気込んだ。

東京五輪の参加標準記録は6420点。