男子20キロ競歩で池田向希(24=旭化成)は、東京五輪に続いて銀メダリストの称号を手にした。

山西と7秒差の1時間19分14秒でフィニッシュ。序盤から山西に食らいつき、17キロ過ぎには先頭に立つ場面もあった。ラスト1周。スパートにはついていけず「完敗したと認めざるを得ない」と潔かった。

東京五輪では、モデルでタレントのみちょぱこと池田美優が「再従兄弟(はとこ)」と、遠い親戚にあたることでも話題を集めた。東洋大出身の24歳は、大学時代はマネジャーを兼務して雑務もこなしていた苦労人。「どういったレース展開になっても対応できるようなメンタル、落ち着いた心の部分をつくってきたと思っている。そこを発揮できれば」と意気込んでいたが、王者の壁は分厚かった。

欲が出てきたことで、自身の成長を実感する。2大会連続の銀メダルという快挙。「今回はうれしい反面、悔しい思いも強い。銀メダルで悔しいと思えたのは今後の糧になる」。あくまで次の最大の目標は、24年パリ五輪に置いている。「五輪の2大会連続メダルを目指している。仕掛ける判断力を身につけたい」とリベンジを誓った。

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