男子5000メートル予選で初出場の遠藤日向(住友電工)が13分47秒07の2組13着で準決勝進出はならなかった。

前半は前から6番目付近のインコースに位置取りした。中盤以降に先頭から引き離されてゴールした。

福島県郡山市出身で、学法石川高ではU20世界選手権に出場するなど活躍した。卒業後は大学ではなく、実業団で勝負。箱根駅伝を目指さない選択は、異例ともいえた。

昨夏の東京オリンピック(五輪)出場は逃した。高校時代の1学年上だった相沢晃(旭化成)が国立競技場を駆ける姿を見て「自分もあそこで走りたかった。自分は何をしているんだろうと思った」という悔しさを糧に、世界の舞台に立っていた。

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