総合連覇を狙う往路3位の青山学院大(青学大)が6区で差を広げられた。6区の西川魁星(4年)が1時間3分23秒でまさかの区間最下位に沈み、7位で7区へタスキをつないだ。

2分3秒差で芦ノ湖を出発したが、西川が思うようにペースに乗り切れない。本来は5区を出走した脇田幸太朗(4年)が山下りを担うはずだったが、チームアクシデントにより、西川が代役に抜てき。苦しい表情を浮かべながら走り切ったものの、トップの駒澤大(駒大)とは7分4秒(速報値)の差が開いた。

原晋監督は前日2日、往路のレース後に「可能性はゼロではない」とし、「まだわからない。箱根駅伝は何が起こるか分からないので、最後まで諦めずにやっていくしかないですね」と声を振り絞っていた。

7区には佐藤一世(3年)、9区には岸本大紀(4年)が控えている。

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