10位以内に与えられるシード権争いも白熱の展開となっている。

7区を終えて、黄色信号がともったのは常連校の東洋大。復路は圏外の11位からスタートしたが、上位をうかがえない。7区では1つ順位を下げて12位となり、シード権まで1分45秒も離された。現在の出場校では最長の17年連続のシード継続中。残り3区間で鉄紺の意地を見せられるか。

復路12位発進の明大は、7区で杉彩文海(3年)の力走で10位に浮上した。逆に2連覇を狙った王者、青学大は復路3位から6区で7位、さらに7区で8位と順位を落とし、10位の明大まで1分36秒差に。シード権争いに巻き込まれかねない苦戦を強いられている。

来年の100回大会では予選会に全国の大学が参加できる。今回シード権の逃した11位以下の各校は、記念大会の本戦出場を目指す厳しい戦いを強いられることになる。

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