55年ぶり出場で、往路最下位だった立大は、復路で16位とし、総合18位で半世紀超の箱根路を終えた。悔しい結果となったが、中大で4年連続で箱根駅伝を走った上野監督は「“新しい景色”を見せてもらいました」と実感を込めた。

2日は1区で流れに乗れず18位でスタート。往路は計5区間とも順位が2桁台後半と低迷。厳しい結果を突きつけられた中、関東学生連合で箱根の経験があった中山が9区で区間12位と奮闘するなど、光も差し込んだ。目標のシード権獲得には、まったく手が届かなかった。上野監督は「基本的な走力アップが必要。山登りや山下りの特殊区間の強化やスタミナが課題」と分析した。

多くの卒業生やOB、ファンの期待を背負った箱根路では、沿道の声にも勇気づけられた。「楽しかったですね。立教を応援してくれる人がとても多いことにも驚きました」。次こそは結果でこたえたい。

【箱根駅伝・復路】駒大2年ぶりV 史上5校目の3冠達成 中大2位、青学大は3位/詳細