斉藤真理菜(27=スズキ)が、61メートル14を記録して5大会ぶりの優勝を収めた。

大雨の中の大会。1投目の59メートル63で、北口榛花(25=JAL)に0メートル29差の2位につけ、5投目で61メートル14を記録。最後も60メートル39と、60メートル台でそろえた。

今大会で60メートルを超えたのは斉藤ただひとりだが、まだまだ満足はしない。

「もっと先を目指してる」

昨年の世界選手権で銅メダルを獲得した北口に勝利した27歳は「(今夏の世界選手権の)参加標準記録も切れると思ってる」と63メートル80超えも示唆し、世界選手権出場への気持ちを強くした。

「今までやってきたことが身になってるなと実感できて自信がついた」と話した斉藤。5年ぶりのタイトルを自信に、次のステップを目指す。